グローバル供給チェーンの安定に中国の力で寄与 (2)

人民網日本語版 2020年03月18日16:03

2020年3月7日、たくさんの車両と機械が江蘇省連雲港市の連雲港港東方公司のふ頭に集められ、船積みされ海外に輸出されるのを待っていた。(撮影・王春。写真提供は人民図片)

一方で、中国には世界で最も規模が大きく、最も種類がそろい、最も設備が整った製造業システムがあり、グローバル産業チェーン・供給チェーンで重要な地位を占める。感染症が発生すると、格力電器、美的集団などの家電メーカーが相次いでマスク生産ラインを立ち上げ、上汽通用五菱はわずか76時間で独自に全自動化されたマスク製造機を作り上げ、中国石化は12日間でマスク製造原料のメルトブロー不織布を製造する工場を建設した……業界の枠を超えた戦「疫」の1つ1つの事例が映し出すのは、中国の整った製造業システムと川上から川下に至る設備能力だ。生産性やインフラなどの要因がますます重要になるグローバルバリューチェーンシステムの中で、中国は他国では代替不可能な優位性を備えている。よって、短期的な感染状況は中国のグローバル生産チェーン・供給チェーンにおける地位を揺るがすことはできないし、揺るがすこともないと言える。

また一方で、中国の感染状況は好転を続け、生産や生活が秩序よく急速に回復しており、これには外資系企業を含む重点業界や企業のリーディングカンパニーの相次ぐ業務再開も含まれる。このことは中国の産業チェーン・供給チェーンが非常に強い柔軟性を備えることを示すとともに、グローバル供給チェーンの安全を守っていることも示す。それだけではない。中国は一連の政策措置を取って感染症の影響を軽減し、これからも方向性を絞った措置を打ち出していく。だからこそ、産業チェーン・供給チェーンには感染症の影響による中国から外部への大規模な移転現象はみられず、逆に世界の産業に対する中国の誘致力がさらに強まったといえる。

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