中国石油化工集団有限公司が15日に明らかにしたところによると、中国初のメタノールによる水素製造と水素充填の機能を一体化したステーションがこのほど稼働を開始したという。中国新聞社が伝えた。
同社の関係責任者の説明によれば、このステーションは中国石化燃料油販売有限公司の大連盛港石油・天然ガス・水素・電力・サービス「五位一体」総合エネルギー充填ステーションをアップグレードしたもので、純度99.999%の高純度水素ガスを1日あたり1千キログラム生産することができる。ステーションの装置は敷地面積が小さく、プロジェクトの建設期間が短く、生産プロセスがグリーンで環境にもやさしい。製造・貯蔵・輸送にかかるコストを総合的に考慮すると、これまでの水素充填ステーションで用いられてきた水素の利用方法に比べてコストが20%以上低下するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年2月16日