中国の「世界遺産」45カ所-文化遺産 (16)
16 拉薩布達拉宮と大昭寺
登録:1994年12月
世界遺産委員会コメント:布達拉宮と大昭寺は拉薩河谷中心の海抜3700メートルの赤い山峰の上に位置する、行政、宗教、政治事務を一体化した総合的建築である。白宮と紅宮及びその附属建築物から構成される。布達拉宮は西暦7世紀から達頼喇嘛(ダライ・ラマ)の冬の離宮となり、西蔵(チベット)仏教と歴代の行政統治を象徴する中心である。優美で独具の意匠の建築、華麗な装飾は天然の美しい風景と調和・融合し、歴史的、宗教的特色の他にも彩りを添えている。大昭寺は大きな特色を備えた仏教建築群で、18世紀に建設された羅布林卡は、達頼喇嘛の夏の離宮で、西蔵芸術の傑作である。
風景の美しさと斬新な建築物の様式に加えて、その歴史的、宗教的な重要性から、装飾芸術の美が融合した驚くべき美しい姿を見せている。
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