20 青城山と都江堰
登録:2000年11月
世界遺産委員会コメント: 青城山は中国の道教の発祥地の一つで、道教名山にあたる。建福宮は唐代に建設された大規模なものだ。天然図画坊は、清光緒年間に建設された。天師洞の中には「天師」張道陵及びその30代目の孫「虚靖天師」の像がある。現存するものは清末期に建設された大規模なもので、精緻な彫刻と、多くの貴重な文化財や古木を持つ。
紀元前3世紀に建築された、四川省成都平原西部の岷江上に位置する都江堰は、中国の戦国時期の秦国蜀郡の太守、李冰及びその子が人々を率いて行った大規模な水利工事で、全世界でこれまでに年代が最も古く、唯一残された壮大な水利工事である。2200年以上の間、また現在でも依然として大きな役割を果たしている。李冰の治水工事は現在までの長い期間にわたって利益をもたらす、文明世界の偉大な傑作であり、人民のためになる偉大な水利工事だ。
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