中国の天才少年、14歳でマスターズ出場 ウッズも大絶賛
男子ゴルフの米国ツアーメジャー第1戦、第77回マスターズ・トーナメントは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開幕。大会史上最年少となる14歳で参加した中国の関天朗(グァン・ティンラン)選手が初日を1オーバー46位タイでホールアウトした。中国新聞社が報じた。
関天朗選手は開幕前、海外メディアの話題をさらい、練習ラウンドを共にこなした歴代王者のタイガー・ウッズ選手らも「中学レベルのゴルフじゃない」とうなった。関天朗選手は2012年11月、アジア・パシフィック・アマチュア選手権を最年少で制してマスターズ出場権を獲得した。同大会はアジア地域の将来有望なアマチュアゴルファー育成を目的に2008年設置され、優勝者には翌年のマスターズの出場資格が与えられる。
関天郎選手について、米紙ニューヨーク・タイムズは、「竹竿のような体型」とし、「男子ゴルフ界に今後、アジア旋風が巻き起こることを予期させる」と評価した。
一方、関天朗選手のコーチも、「これまで見た子供の中で、一番ゴルフがうまい。彼は今後、中国でゴルフの第一人者になるだろう」とその才能を絶賛している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月12日