2大クルーズ客船、来年5月まで日本寄港を見合わせ (2)
釣魚島「国有化」の影響で、今年すでに多くのクルーズ客船が航路を変更した。「コスタ・ビクトリア号」の10月10日、14日、28日出港便はもともと福岡-済州島(韓国)だったが、釜山(韓国)-済州島に変更された。もともと上海-長崎の「海洋ローズ」号も国慶節(建国記念日)期間に一部休航した。
■来年、台湾が航路入りする可能性あり
すでに確定された韓国航路以外に、台湾も多くのクルーズ客船運行会社が検討している航路の一つだ。現在、上海の一部旅行社はいくつかのクルーズ運行会社と商談中で、来年5月、6月以降のクルーズ客船航路に台湾を目的地の一つに加える行程を、双方で積極的に協議している。
上海国際旅行社の趙徳祥副総理は「中国旅行客にとって、クルーズ客船以外に、目的地も重要な検討材料の一つで、我々はクルーズ客船の向かう目的地を出来る限り多様化させ、行程を豊富にしたいと考えている」と説明。「旅行社は、日本寄港取りやめの穴埋めとして、台湾を行程に組み込むよう提案している」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年12月6日