特別展「書聖 王羲之」、日本の観客を魅了
東京国立博物館、毎日新聞社、日本放送協会(NHK)、NHKプロモーションの共同主催による特別展「書聖 王羲之」が、1月22日から3月3日まで、東京国立博物館で開催された。中国文化報が伝えた。
2月22日、同展の来場者が10万人を突破した。10万人目の来場者となった千葉県習志野市の会社員・米地奈美さんには、東京国立博物館の銭谷真美館長から記念の図録が贈られた。米地さんは、「高校時代、王羲之の作品を手本に書道を練習しました。書道展を見て懐かしさで一杯になりました」とコメントした。
同展には、王羲之の「蘭亭序」「孔侍中帖」「行穰帖」「喪乱帖」「妹至帖」などの模本・拓本や王羲之から大きな影響を受けた欧陽詢・蘇軾・趙孟◆・董其昌・王鐸、呉昌碩らの作品など、日本宮内庁、東京国立博物館、米プリンストン大学などの機関や民間コレクターが収蔵している書道作品計163点が展示された。最近発見された唐代の模本「大報帖」は、本展で初公開された。(駐日特派員・楊建興 編集KM)
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「人民網日本語版」2013年3月7日