韓国の朴槿恵大統領が本日訪中 3大焦点に注目 (2)
■西安訪問の「3つの理由」
韓国メディアによると、朴槿恵大統領は西安に一泊二日滞在し、現地韓国企業の視察、遺跡の見学などを行なう。韓国大統領の西安訪問は初だ。
韓国メディアによると、西安訪問には3つの理由がある。第1に、中国文化への敬意を表するため。第2に、西安が最近、韓中経済交流の重点都市となっているため。第3に、習主席がかつて知識青年として陝西省に滞在したことから、「西安訪問を決めたのは、習主席との個人的な友情と信頼を深めるためでもある」。
韓国メディアによると、今回の訪中には尹炳世外相、尹相直産業相、趙太庸外務省朝鮮半島平和交渉本部長ら政府関係者10人が同行。さらに鄭夢九現代自動車グループ会長、具本茂LGグループ会長、辛東彬ロッテグループ会長、玄貞恩現代グループ会長ら71人の経済使節団が同行する。これは先月の訪米時の51人、盧武鉉元大統領、李明博前大統領訪中時の36人を上回る規模だ。
韓国の最新世論調査によると、韓国人の7割以上が朴槿恵大統領の訪中に期待し、85.1%が中韓関係の将来を肯定的に見ている。