2014年1月13日  
 

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程永華駐日大使:日本右翼勢力の歴史逆行を断固阻止 (2)

 2014年01月13日13:43
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 日本側と安倍氏本人は参拝に中韓など被害国国民の感情を傷つける意図は全くないと至る処で喧伝している。だが被害国国民の鮮血に両手のまみれた加害者に「尊崇」の念を表明すること自体が、被害国国民の感情を踏みにじり、再び傷つける行為だ。日本側は参拝は歴史の反省に基づき、いわゆる「平和」と「不戦」のためだとも言っているが、こうした虚偽の自己矛盾する弁解は自他共に欺くものに他ならない。戦争狂に向かって平和を希求し、当時侵略を煽動した神社で「不戦」を表明するのは、明らかに相手と場所を間違えている。ここで平和を祈り、「不戦の誓い」を新たにするのは、まさに平和に対するこの上もない冒涜だ.

 日本には「戦後何人もの首相が靖国神社を参拝したが、中国側は長年異議を唱えなかった。近年になって初めて、この問題を際立たせて扱い始めただけだ」として、靖国参拝を利用して政治的利益を図っていると中国側を非難する声がある。これは魂胆のある主張であり、是非を混同して国際社会をミスリードしようとするものだ。靖国神社問題の性質と危害性に鑑み、中国側は一貫して日本の指導者による参拝に反対し続けてきた。1978年に靖国神社はA級戦犯を秘密裏に合祀したが、それが白日の下にさらされるまでには長い時間がかかった。1985年に日本の首相が靖国神社を参拝すると、中国側は強く非難し、抗議した。1980年代中頃以降、日本の指導者が靖国神社を参拝するたびに、中日関係は深刻に妨げられ、損なわれてきた。中国側は一度の例外もなく厳正な申し入れと強い抗議を行ってきた。特に小泉純一郎氏が首相在任中に参拝を繰り返した際には、両国の政治関係は5年間も膠着状態に陥った。安倍氏が2006年に小泉氏の後を継いで首相に就任すると、中日双方は交渉を経て、両国関係に影響を与える政治的障害を克服し、両国の友好協力関係の健全な発展を促進する考えで一致した。それから7年後の安倍氏による再参拝は、してはならないとはっきり分かっていながらしたのであり、なおさらにたちが悪い。

 中国の政府と国民はかねてより日本国民を友好的に、寛大に扱ってきた。中日国交正常化時、中国側は一貫して日本軍国主義者と日本国民を区別して扱い、戦犯と普通の兵士を区別して扱い、「日本軍国主義の発動した戦争は中国国民に甚大な災禍をもたらしたが、日本国民も大きな被害を受けたのであり、戦争責任は一つまみの軍国主義者が負うべきだ」と考えた。中国側は「事を忘れず、後事の師とする」、歴史を鑑として未来に向かう精神に基づき両国関係を発展させることを主張したが、その前提は日本側が侵略の歴史を正しく認識し、反省することだった。日本側は侵略の歴史について中国側に深い反省を表明し、平和的発展の道を歩むことを約束した。

 中日間の4つの政治文書にも、これについて明確な規定がある。今回安倍氏は靖国参拝によって、中日間の4つの政治文書の原則と精神および日本側の厳粛な約束に公然と背き、中日関係の政治的な基礎を深刻に破壊し、中国側との対話のドアを1人で閉じた。また、安倍氏のいわゆる「対話のドアは常にオープンだ」「首脳会談開催を切に希望する」「平和主義を積極的に提唱する」の欺瞞性を全ての人がはっきりと認識することにもなった。二枚舌的やり口を弄する者は、最後には正体を露呈するものだ。

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