2014年1月13日  
 

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14年の中国対外貿易は「四喜四憂」か

 2014年01月13日11:19
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 2014年の対外貿易情勢に対し、市場には楽観的な味方が広がっている。申銀万国証券の李慧勇チーフマクロアナリストによると、14年は輸出入がやや好転し、対外貿易の伸びは8-10%を維持する見込みという。人民日報が伝えた。

 今年の対外貿易の発展にはプラス材料もあればマイナス材料もある。積極的な要因についてみると、税関総署の鄭躍声報道官(総合統計司司長を兼任)は10日の記者会見で次のように述べた。第一に、世界経済は回復の兆しが明らかで、グローバル貿易の成長への期待が好転している。第二に、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)では開放型経済の新しい体制作りに向けて新たな計画がうち出され、昨年12月に開催された中央経済政策会議でも対外開放レベルを向上し続けることが提起された。また自由貿易区の建設加速戦略や内陸部の延辺地区の開放改革を拡大する戦略も、対外貿易の伸びをさらに促進することになる。第三に、国際市場ではバルク商品の価格が引き続き低価格で推移するとみられ、これは中国企業のコスト削減、輸入拡大にとってプラスになる。第四に、中国企業の海外進出の歩みが加速している。

 鄭報道官は、今年の対外貿易の発展には、発展を制約する4つの要因があると注意を促す。一つ目は国内企業の対外貿易コストが増大を続けていること。二つ目は今年は中国製造業の実行ベース外資導入額が減少し、加工貿易の輸入が低迷して、対外貿易の輸出の伸びが制約されるとみられること。三つ目は世界の貨物貿易大国である中国は、貿易摩擦に遭う可能性が大いに高まること。四つ目はここ数年、中国経済は構造調整の取り組みに力を入れ続けており、特に過剰な生産能力の問題の解決に力を入れており、このことが輸入需要の急速な伸びを抑えることになり、輸入が鈍化するとみられることだという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年1月13日

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