外交部:核兵器廃絶決議案への棄権について
外交部(外務省)の定例記者会見で6日、洪磊報道官が質問に答えた。
--国連総会軍縮委員会は6日、日本の提出した各国に「核兵器のない世界」の段階的実現を呼びかける核兵器廃絶決議案を採択した。中国は棄権したとのことだが、これはどのような考えによるものか。
核軍縮問題において中国は核兵器の全面禁止と徹底的な廃絶を一貫して主張し、積極的に提唱している。核軍縮は「全世界の戦略的安定性の維持」および「各国の安全が減損されない」との原則に従うべきだ。今回の決議案は一部内容がこれらの原則に合致せず、かつ「核拡散防止条約」第8回再検討会議の「最終文書」を超えている。このため中国は棄権した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月7日