第17回党大会以降の重大な出来事(2009年)
1月1日:増値税改革を全国実施。
1月14日:国務院常務会議が自動車産業と鉄鋼産業の調整・振興計画を大筋で採択。その後、繊維、装備製造、船舶、電子情報、軽工業、石油化学、非鉄金属、物流など重点産業の調整・振興計画も相次いで採択。
1月18日:中共中央弁公庁と国務院弁公庁が「大衆の来訪への指導幹部の定期的応対に関する意見」など3つの文書を伝達。地方幹部の来訪への応対、中央機関幹部の末端調査、摩擦・紛糾の調査・解消の取り組みの制度化について、それぞれ明確な指示を出した。
1月27日:中国初の南極内陸部の科学観測基地、昆侖基地が完成。
1月27-2月2日:温家宝総理がスイス、ドイツ、スペイン、イギリスとEU本部を公式訪問。28日にはスイス・ダボスで世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に出席し、特別式辞「決意を固め、協力を強化して、世界経済の新たな成長を促す」を発表。
2月28日:第11期全人代常務委員会第7回会議で「中華人民共和国食品安全法」可決。
3月5-13日:第11期全人代第2回会議開催。呉邦国常務委員長が全人代常務委員会活動報告。温家宝総理が政府活動報告を行い、2009年の政府活動として世界金融危機への対応と安定した比較的速い経済成長の促進を主軸に、全体計画と各方面への配慮を両立し、重点を際立たせ、安定した比較的速い経済成長の促進に向けた包括的計画を全面的に実施する方針を打ち出した。
3月17日:中共中央と国務院が「医薬衛生体制改革の深化に関する意見」を通達。18日、国務院が「医薬衛生体制改革の短期的重点実施計画(2009-2011年)」を通達。4月10日、医薬衛生体制改革深化事業会議開催。
3月28日:チベット農奴百万人解放記念日大会がラサで開催。これに先立つ1月19日、チベット自治区第9期人民代表大会第2回会議は毎年3月28日をチベット農奴百万人解放記念日とする決議を採択した。
4月1日:国務院常務会議が全国小中学校校舎安全事業の開始を正式に決定。8日、国務院弁公庁が「全国小中学校校舎安全事業実施計画」を通達した。