第17回党大会以降の重大な出来事(2009年) (4)
9月29日:国務院第5回全国民族団結進歩表彰大会開催。胡錦濤主席は談話で「60年間の経験は1点に総括される。すなわち全てわが国の民族問題の現実に立ち続け、中国の特色ある民族問題解決という正しい道を揺るがず歩まなければならないということだ」と指摘した。
10月1日:首都各界が中華人民共和国成立60周年慶祝大会を開催。胡錦濤主席は談話で新中国成立後60年間の偉大な成就を振り返り、その発展と進歩、成功を総括し、祖国の素晴らしい発展の将来を展望した。閲兵式と大衆パレードには軍民20万人が参加。胡錦濤主席が部隊を検閲した。同日、中共中央弁公庁が「幹部の一層厳格な管理に関する意見」を通達。
11月6-8日:温家宝総理がエジプト公式訪問。シャルムエルシェイクで「中国・アフリカ協力フォーラム」第4回閣僚級会議の開幕式に出席し、演説「中国とアフリカの新しいタイプの戦略パートナーシップを全面的に推進」で、対アフリカ協力の8つの新措置を発表した。
11月10-15日:胡錦濤主席がマレーシア、シンガポールを国賓として訪問。シンガポールでアジア太平洋経済協力会議(APEC)第17回首脳会議に出席。
11月11日:人民空軍建軍60周年慶祝大会開催。
11月15-18日:オバマ米大統領が国賓として中国を訪問。胡錦濤主席とオバマ大統領は会談後、中米共同声明を発表。21世紀の積極的・協力的・包括的な中米関係の構築に尽力するとともに、適切な行動を講じて、共通の試練に対処するパートナーシップを着実に築くことを再確認した。
12月2日:国務院常務会議が2009年秋学期より公立中等職業学校の全日制在校生のうち農村の経済的に苦しい家庭の学生および農業関連専攻の学生に対する段階的な学費免除を決定。2002年10月10日、国務院常務会議は2012年秋学期より中等職業教育の学費免除範囲を全ての農村(県鎮を含む)の学生、都市部の農業関連専攻の学生および経済的に苦しい家庭の学生にまで拡大することを決定した。