中国外交副部長「日本は第2次大戦の犯罪行為を深く反省すべき」
--クロアチア誌への寄稿で クロアチアで発行部数最大の週刊誌「Globus」は7日、「中国は欧州を断固支持する」と題する中国の宋涛外交部副部長(外務次官)の寄稿を全文掲載した。中国外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
この中で宋副部長は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題に対する中国の厳正な立場を明らかにしたうえで「日本は第2次大戦に犯した犯罪行為を深く反省し、釣魚島問題における過ちを正し、交渉による問題解決という正しい道へ戻ってくるべきだ」と指摘した。
また、欧州との関係を全面的に発展させ、欧州統合プロセスを支持するとの立場を全面的に紹介。「欧州はヨーロッパ大陸で起きたファシズムの犯罪行為を徹底的に清算し、これを基礎に60年余りの統合プロセスを切り開き、欧州を戦争の大陸から平和の大陸へと変えた」と特に指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月9日