外交部:朝鮮は慎重な行動を
朝鮮が近く衛星の打ち上げを計画していることについて、中国外交部(外務省)の洪磊報道官は4日の定例記者会見で、朝鮮半島の平和・安定の大局に立って、慎重に事を行うよう朝鮮側に求めた。
--朝鮮は1日、近く衛星を打ち上げると発表した。中国は関係各国と意志疎通や調整を行っていると表明したが、状況について説明していただきたい。
衛星打ち上げ計画の問題に関して、中国は朝鮮側と繰り返し意見交換している。また、6カ国協議の参加国とも意志疎通を保ち、長期的視点に立って、冷静に対処し、事態のエスカレートを招く行動を避けるよう望んでいる。朝鮮は主権国家として宇宙の平和利用の権利を有する。だが朝鮮半島情勢や安保理決議の制約などの要素を考慮し、朝鮮が朝鮮半島の平和・安定の大局に立って、慎重に事を行うことを希望する。
中国は引き続き各国と緊密な意志疎通や調整を行い、目下の事態を適切に処理して朝鮮半島地域の平和・安定を守るために積極的に努力したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月5日