中国空軍の申進科報道官は23日「中国が東中国海防空識別圏を設定してから2カ月、空軍は東中国海防空識別圏で常態化したパトロールを継続し、防空識別圏に対する実効性ある管理・コントロールを強化し、空軍の使命と任務を履行してきた」と述べた。
申氏は「先日の遠洋パトロールで空軍は複数の機種の飛行機を出動し、東中国海防空識別圏に進入した外国の軍用機に対して警戒監視、調査識別、追跡飛行、証拠収集、音声警告を行った」と説明。
「中国の東中国海防空識別圏設定は、国家の航空の安全を保障するために十分な早期警戒の時間を確保するもので、防衛が主眼であり、いかなる特定の国や目標も念頭に置いていない。東中国海防空識別圏を飛行する航空機に対する中国空軍の識別と調査は防御的措置であり、国際的慣行に沿ったものだ」と指摘した。
申氏はさらに「この2カ月間、中国の東中国海防空識別圏内における国際便の正常な飛行活動は、いかなる影響も受けていない」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月24日