图:23日の天安門広場。 |
5月1日から3日が労働節(メーデー)の3連休となるのに合わせ、北京の人気観光スポット・天安門広場の花の飾りつけが25日にも完了する。「節約」を提唱する指針を基に、今年も昨年と同様、同広場の東西両側の芝生上に花の柱6本、円形の花8体、生花約4万鉢がそれぞれ飾られる。国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休後まで、同広場を花が飾る。新京報が報じた。
北京市園林緑化局城鎮緑化処の楊志華・処長によると、飾られる花は、天安門の荘厳な雰囲気を体現するため、斬新なデザインや品種を取り入れることはなく、飾り付けの方法にも大きな変化はないという。
飾られる花は、カモミールやパンジーなどがメインで、初めてゼラニウムも大量に採用された。花壇にはこれらの花が整然と植えられている。
■ 新型点滴灌漑技術で水量が半分に
そのほか、「節約」を実行するため、地球にやさしい材料や節水灌漑技術が採用されている。また、10月ごろまでの6カ月間、鉢の交換を何度かする必要があり、その過程でも、「節約」に重きが置かれる。景観を損なわないものは、交換せずに引き続き使われることになる。
花によって必要な水量も異なるため、花壇には新型点滴灌漑技術を採用。各鉢に配水管と繋がったチューブが設置され、水が必要な状態となると、自動的に水が排水されるシステムになっている。同システム採用により、大量の水を必要とする花も、少量の水で良い花も、それぞれ適度の水を得ることができるだけでなく、50%の節水にもつながる。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月24日