中国、高校生が朝礼で愛のサプライズ告白 (2)
■ネットユーザー「教室に戻って勉強だ」
心理的負担を与えないため、突撃取材をすることは避けたが、同男子生徒は中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」で、「みんな衝動的になった僕のまねをしないで。人を好きになることは何も間違っていないが、他の人を巻き添えにしてはいけない。今日の僕の行動を教訓に、バカなことはやめよう。今回の事を通して、親の期待に背くようなことはしないとの決心を強めた。今後も、通学できるなら一流の大学を目指してがんばる。もう涙は流さない。僕は強い男だから」とつぶやいていた。
一方、ネットユーザーの多くは「教室に戻って勉強だ。将来、必ずもっと優秀になって意中の彼女を守ってあげられるはず。熱血告白だけじゃなくてね」などと、同男子生徒が早く通常の生活に戻れることを願っている。
■専門家「理解と寛容な態度が必要」
同市教育学会の許建国・会長は「学生時の恋愛は、単なる心理的問題ではなく、本質的には教育の問題。両親、教師、社会は学生が思春期に経験する問題に真剣に目を留め、性教育などに取り組まなければならない」とし、「同男子生徒が早く普段通りに、リラックスして登校できる環境を作らなければならない。理解と寛容な態度、忍耐を示し、批判や処分の代わりに、積極的な教育を実施しなければならない」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月12日