タイの中国人旅行者、今年は300万人突破の見込み
【中日対訳】 タイの中国語サイト「世界日報」の報道によると、タイ観光公会の徐納麟・主席は1日、今年上半期、同国を訪れた外国人旅行者が前年同期比19-20%増となり、今年、同国を訪れる中国人旅行者は延べ300万人を突破する見込みであることを明らかにした。中国新聞網が報じた。
徐主席によると、同公会は現在、各グループの代表がマレーシアの観光業代表者と面会するよう手配し、東南アジアの統合が進む中、両国の観光業が観光業の発展のために協力を強化できるよう働きかけている。
徐主席は、今年上半期、同国の外国人旅行者が、前年同期に比べて明らかに増加した主な原因として、▽タイの政局が安定しており、過去のような政治紛争が発生していない▽中国と日本の関係が悪化し、中国や日本の旅行客がタイに流れている---の2つを挙げた。そして、「中国や日本の大都市から、チャーター機で、首都バンコクや世界有数のリゾート地として知られるプーケットに向かっている」としている。
さらに、「同国を訪問する中国人旅行者は昨年、延べ279万人だったのに対し、今年は初めの4カ月間だけで既に150万人に達し、大幅に増加した。その数は今年、延べ300万人を超えると見られる」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年6月3日