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夫婦喧嘩の絶えないカップルは長生きできない?

専門家:「大いに根拠あり」

 もし長生きしたいのなら、「パートナーと仲良くやっていく」ことを何よりも心がけるべきだ。「独身の日」の11月11日、微博(ウェイボー・ミニブログ)に投稿された「喧嘩が絶えない夫婦は長生きできない」というひと言に、多くの人が驚きと感慨を覚えた。専門家も、「喧嘩が絶えない夫婦が長生きできないという説には、十分に根拠がある」との見方を示した。金陵晩報が伝えた。

○微博の投稿:「いつも喧嘩している夫婦は、本当に長生きできない」

 微博によると、研究者が既婚者1700人を対象に20年間におよぶ追跡調査を実施した結果、夫婦喧嘩の回数が多いカップルほど、2人の健康状態が良くないという事実が明らかになった。つまり、幸せな結婚生活は、長寿の鍵を握る重要なポイントなのだ。不幸せな結婚生活と、気持ちの落ち込みやイライラなどの悪習慣との間には、相関関係がある。夫婦喧嘩は、血圧が不安定になる、免疫力が落ちるなどの問題を招く。

 心理学の専門家は、次の通り指摘した。

 多くの臨床例から、ネガティブな感情は、心理的な葛藤を生み、心理面・体力面でエネルギーを大量に消耗させ、免疫力の低下を引き起こし、さまざまな病気、さらには癌の原因となり得ることが判明している。精神的に落ち込んだ状況が長い間続けば、胃腸関連の病気を誘発する。心理的な鬱憤が積み重なると、胃腸のぜん動運動を促す消化液の分泌が抑制され、さらには食欲の減退が生じ、ひどくなると機能性胃腸障害や胃腸の器質的疾患を招くおそれがある。具体的な例を挙げると、1時間怒り続けることによって生じる体力的・心理的な消耗は、長時間の残業による消耗に相当し、あまりにも激しく怒った時には、急死に至るケースもある。

 夫婦の不仲は、残酷な体罰をお互いに与えているようなものだ。このような罰が長く継続すると、衰えや老化が加速し、健康がむしばまれる結果となる。

○調査結果:「夫婦喧嘩は日常茶飯事」

 11日、QQ群(グループ)において、「夫(妻)とよく喧嘩しますか?」「夫婦喧嘩のあと、後悔したことがありますか?」などを質問する調査が行われた。多くの人が、「夫婦喧嘩は日常茶飯事だ。喧嘩しない夫婦なんてこの世に存在しない」との認識を持っていた。また、喧嘩のあと後悔したことがある人や、「夫婦喧嘩するたびに、とても傷つく。一度口げんかすると、1週間、さらには1カ月たっても仲直りしないことがある」と答えた人も多かった。30歳から50歳のネットユーザー20人が対象となったこの調査では、「夫婦喧嘩は日常茶飯事」と答えた人は50%に上り、このうち50%は「喧嘩している間、腹が立つあまり、この相手と結婚したことを後悔した」と答えた。

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