江西省で67年前の旧日本軍の戦犯名簿発見 板垣征四郎氏らの名前も
江西省宜春市銅鼓県の資料館でこのほど、中華民国(1912-49)時代の資料を整理していた際、「戦争犯罪者処理委員会」が1946年7-11月に発行した旧日本軍の戦犯名簿が発見された。陸軍中将の香月清司氏や陸軍大将の板垣征四郎氏などの名前も記されているという。新華網が報じた。
同県資料局の許瑞祥氏によると、当時の江西省保安司令部によって編纂(へんさん)、配布された同名簿は計70ページに及び、旧日本軍の第11、12、13、14軍の軍人381人の氏名のほか、階級や職位、侵略戦争において犯した罪などが詳しく記載されている。
うち、香月氏については、「1947年8-9月、河北省保定市で殺人や強奪、財産破壊などの罪を犯し、被害者は30人に上ったほか、一般市民に軍事関連の仕事に就くよう強要した」と記載されている。また、板垣氏については、「1937-38年、河北省保定市で殺人や強奪、財産破壊などの罪を犯し、被害者は29人に上った」と記されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月14日