中国の段潔竜駐シンガポール大使は25日午後に開催された中国外交に関する催しで「ASEAN諸国は中国の発展と強大化を歓迎している。一部に雑音はあるものの、主流ではない。これについて、われわれは大きな自信を持つべきだ」と指摘した。
段大使は就任後に感じた点として、次の3つを挙げた。
(1)ASEAN10カ国の大部分は発展途上国であり、中国と同様にさらなる経済発展、生活水準の向上を図る段階にある。双方の発展理念には共通点が多い。
(2)中国とASEAN10カ国の協力関係は非常に緊密だ。ASEAN諸国の主流メディアは中国についておびただしい量の報道を行っているが、圧倒的部分は中国の発展を客観的に紹介している。一部に雑音もあるものの、主流ではない。中国の発展と強大化は、国外ではプラスの影響、積極的な要素であり、東南アジア諸国と数多くの発展途上国から熱く歓迎されている。この点について、われわれは自信を持つべきだ。