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中国税関博物館、今月末オープン 入場料無料

 2014年03月24日16:46
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 税関総署は23日、中国税関博物館が3月30日、入場料無料でオープンすることを明らかにした。新華網が伝えた。

 中国税関博物館の所在地は、北京市東城区建国門内大街2号。展示館の建築面積は9700平方メートル。税関総署直属の国家級業界別博物館で、全国税関が全面的に一般公開する唯一の博物館となる。同博物館の展示構成は、常設展「果てしない壮大な税関の道:中国税関史文化展」、税関所属船「海関902」号など専門展3エリアおよび特別展3エリア。実物展示・図表、彫塑、マルチメディアなどの展示スタイルを組み合わせ、中国税関の発展プロセスと業績を全面的に展示、現代の国家の水際取締・護衛精神を発現、「国家が強いと税関が振るい、国が弱いと税関が衰える」という歴史的規律を掲示する。

 同博物館には、各種秘蔵品など1万8千点以上が収蔵されている。1992年の鄧小平の南巡講話(南方談話)の際に利用した税関所属船「海関902」号、新中国の初代税関総署署長任命書、大龍切手(中国最初の切手)、広東税関の十両馬蹄銀など貴重な税関文化財、戦国時代の青銅剣、東北虎皮、象牙工芸品など税関が押収した密輸物品などが全て、開館後、来場者の前にお目見えする。

 博物館は開館初日、最初の入場者に証明書を授与する予定。また、従来の除幕式やテープカットに代わり、学生による特別イベントを行うほか、現場でのボランティア募集、学術講座の開催など新しいタイプの各種イベントを開催する。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年3月24日

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