2014年3月23日  
 

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創業ボード 六大改革措置を実施

 2014年03月23日13:41
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 中国証券監督管理委員会(証監会)の張暁軍報道官が21日に明らかにしたところによると、中国証券監督管理委員会(証監会)は今後、多くの措置を同時進行で行い、創業ボード市場の改革を全面的に推進し、創業ボード市場がイノベーション型中小企業や成長型中小企業の発展を支える資本市場のプラットフォームに発展するよう後押しするという。

 張報道官によると、今後は創業ボードをめぐって次の6つの改革措置を進めていく。

 (1)創業ボードにおける新規株式公開(IPO)の管理規定を修正し、創業ボードでのIPOをめぐる財務上の参入指標を適宜緩和し、持続的な成長という要求を取り消し、株式発行の条件を簡略化し、イノベーション型企業と成長型企業に対する支援力を一層強化する。

 (2)市場におけるサービスのカバー範囲を拡大し、創業ボードでの上場を申請できる企業を9産業に制限していたのをやめる。

 (3)創業ボードの特徴に合致した再融資制度をうち立て、株式発行の条件を合理的に設定し、「少額、迅速、柔軟」な非公開の株式発行メカニズムをうち出し、創業ボード上場企業の持続的発展に向けた資金調達需要に答える。

 (4)創業ボードの合併買収(M&A)・再編制度を整え、創業ボード上場企業がM&Aを通じて持続的発展を実現するよう支援する。

 (5)情報公開ルールを整え、情報の公開を中心として、情報公開の内容と質を改善する。

 (6)市場撤退制度を厳格に執行し、裏口上場を認めず、投機行為を抑制する。

 張報道官によると、創業ボードを設立した当初、企業の参入を認めるかどうかについて2つの財務指標があり、営業収入の増加率が30%以上であること、または純利益が増加を続けていることを企業に求めた。これにより部分的な業績の変動が大きい企業や今後の成長への潜在力は大きいが目下の利益水準は低い企業は、創業ボードに上場できなくなった。そこで修正後の管理規定では、営業収入または純利益の持続的な伸びについての硬直的な要求を取り消し、一定規模以上の収入がある企業は過去1年間が黒字であれば上場が可能だとした。これはイノベーション型中小企業の特徴により合致するものであり、市場のカバー範囲を著しく拡大することになる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年3月23日

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