2014年4月1日  
 

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外国人の中国に対するイメージ (2)

 2014年04月01日15:25
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 一方、米国人の中国文化に対する見方は、期待しているほど好感的なものではなかった。例えば、「中国で流行している文化に魅力がある」との回答は30%に満たず、「中国には長い歴史を誇る伝統文化が豊富にある」との回答も約40%にとどまった。
 
 アジアの日本、韓国、モンゴル、フィリピン、台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、カンボジア、マレーシア、中国の12カ国・地域では10-12年に調査が実施された。

 同調査の結果のうち、特に注目すべきは、中国と米国の影響力、および影響力に対するプラスイメージ、マイナスイメージが、地域によって大きく異なっている点だ。

 「アジアで最も影響力を持つ国は?」という質問に対して、中国の隣国である北東アジア諸国では、回答者の60.9%が「中国」と答え、「米国」の24.6%を大きく上回った。しかし、中国の影響力に関しては、マイナスイメージが普遍的だった。一方、東南アジア諸国では、46.6%が「米国」と答え、「中国」の33.8%を上回った。しかし、中国の影響力に関しては、プラスイメージが普遍的だった。

 12年にラテンアメリカの24カ国で実施された調査によると、中国に対するプラスイメージが米国を上回るなど、同地域の人々は中国に対して好印象を抱いていることが分かった。例えば、同地域で最も影響力を持つ国に関して、50.3%が「米国」と答え、次に多かったのが「中国」で25.1%。今後10年の間に、その差は米国39.1%、中国30.9%にまで縮まると見られている。また、回答者の70.6%が中国の影響力に対してプラスイメージを抱いており、米国の63.9%より6.7%高かった。同地域の回答者の中国の自国に対する影響力評価は、平均65.8ポイント(0-100ポイント)だった。

 ラテンアメリカにおいては、中国の発展のスタイルに対する好感度も、米国に次いで高かった。また、中国企業の同地域に対する経済的貢献に対してもプラス評価を下したほか、中国企業の自国経済に対する貢献に対しても平均56.6%がプラス評価を下した。

 同調査結果は、外国人の中国に対するイメージのアウトラインと言えるだろう。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年4月1日

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