2014年4月1日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

外国人の中国に対するイメージ

 2014年04月01日15:24
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 近年、中国は国際外交の舞台に度々登場するようになり、外国人の中国の外交に対するイメージも変化している。解放日報が報じた。

 米デューク大学の教授と上海交通大学人文芸術研究院の院長を兼任する劉康氏率いるチームはここ数年、外国人の中国に対するイメージを課題に研究を進めている。

 2009年、同研究院は共産党上海市委員会の宣伝部と共に、「国家イメージと都市文化改革戦略研究基地」を立ち上げ、▽世界の中国に対するイメージの実証調査▽世界メディアの中国に対するイメージ分析▽中国海外記者調査---という3つの調査を開始した。うち、米国やアジア、ラテンアメリカにおける「世界の中国に対するイメージの実証調査」が既に完了している。

中国に対するイメージ

 劉氏は随時調査を実施し、そのたびに結果を発表しているが、前回の調査から3年後に再び同じ地域で調査を実施したところ、意外な変化を発見したという。その結果はまだ発表されていないが、劉氏によると、「外国人の中国に対する好感度は上がっている」という。

 まず、08年に北京オリンピックが開催されてからわずか2年後の10年、劉氏のチームは米国で調査を実施した。同年、米国では中間選挙が行われたことを背景に、メディアは中国に対して敵対的な態度を取っていた。しかし、米国国民の中国に対するイメージは決して悪くなかった。

 同調査では、国際関係の面で、米国人の42%が中国を「同盟国」と見なし、中国を「敵」と見なしていたのはわずか27.3%だった。「中立」の立場も29.6%いた。

 また、米国人の60.8%が「中国は世界政治の中で影響力を持っている」、77%が「中国が世界に与える影響は今後10年でさらに大きくなる」と感じていたほか、54.9%が「中米関係における、中国政府のやり方は正しい」と答えた。しかし、5分の3が「中国は世界において大きな影響力を持つ重要な立場にある」と答えた一方で、3分の2が「中国はまだ大国として国際的職責を担う準備ができていない」との見方を示した。そのほか、米国国民の多くが中米関係に注目しており、両国には多くの共通利益があると考えていた。中米貿易が中断した場合、その経済的損害は中国より米国のほうが大きいと答えた人は59.3%に上った。

 中国の政治や経済に関して、米国人は理解を深めており、中国の経済発展には揃って肯定的な見方を示している。例えば、米国人の55%が、「中国には国民の必要を満たす政治制度がある」と答えた。一方、中立の立場は17.8%で、否定的な立場は25.5%だった。また、64.3%が「中国の経済は世界的競争力を備えている」との見方を示した。

[1] [2]

関連記事

コメント

最新コメント