梁平第一実験小学(重慶)の制服。 |
一方、斎さんは、「現在の学校教育は、個性よりも整然と一律化することを強調している。制服は教育理念の外見的な部分。性別や美的感覚などの違いは、客観的に存在し、学校はその違いに対する正しい見方を学生に教えなければならない。それを回避する方法を安易に選択してはならない。性別に対する正しい意識や価値観、美的感覚を身につけることは、子供の成長においてとても重要なこと」との見方を示す。
多くの人にとって、制服は青春の思い出となる。すでに定年退職している劉新福さんは、「私たちが学生だったころは、白いシャツに、紺のズボンが制服だった。でも、毎日着るのではなく、特別な行事がある時だけ、親に準備するようにと学校から指示があり、それを着ると元気がわいた」と思い出を語る。
では、制服のデザインの面で、何が重視されることが望まれているのだろう?同調査では、62.9%が「見た目の美しさ」、60.8%が「実用性」と答えた。そのほか、58.3%が「文化的要素」、50.6%が「統一」、50.0%が「シンプルさ」、47.0%が「男女の区別」、44.6%が「値段を抑える」、24.9%が「個性を出す」、23.8%が「複数のタイプを用意し、自由に選択する」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月1日