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モバイル決済サービスが台頭、ネット金融時代の序幕を開く (2)

 支付宝はモバイル端末への投資と普及を拡大している。支付宝銭包の担当者である樊治銘氏はこのほどメディアの取材に応じた際に、「来年6月までに、支付宝のモバイル端末による決済量はパソコンを上回る」と予想した。

 ◆インターネット、伝統的な金融に変革

 中国市場調査会社iiMedia Researchのデータによると、2012年の中国オフライン受取証書市場の決済規模は前年比42.9%増の21兆7000億元に達し、そのうちPOS(販売時点情報管理)システムの決済規模が21兆3000億元となった。この魅力的なケーキを手にしようとする、インターネット企業の野心が表面化しており、インターネット金融も初歩的な規模を形成した。

 インターネット業界のアナリストの孫傑氏は、「伝統的な金融機関は短期間内に、支付宝銭包などの新たな決済方法に反発し、これを封じ込めようとする可能性があるが、最終的に決定的な力を発揮するのはユーザーの需要だ。支付宝銭包がオフライン小売業に進出後、消費者はショッピングの際に現金を持ち歩く必要がなくなり、偽札を掴まされることもなくなる。便利で効率が良く、店舗側も消費者側もこの変化を歓迎するだろう。ゆえに金融機関の反対はこの変革を阻止できず、利益の再分配が大勢の赴くところとなる」と分析した。

 中国人民大学金融・証券研究所所長の呉暁求氏はこのほど開催された「2013年中国ハイテクフォーラム」において、「インターネット金融は金融システム全体の遺伝子変異を引き起こし、金融業界の独占を打破し、金融効率を集める重要なコンテンツとなる。中国の金融は、インターネット金融の時代に入るだろう」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年11月18日

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