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警察犬の『黒豹』の毛をブラッシングする蒋さん。 |
武装警察雲南総隊第3支隊特勤中隊では14日、警察犬班で唯一の退役軍人、蒋玉濤さんと警察犬とのお別れと引継ぎの式が行われ、別れを惜しむ人とイヌとの感動的な瞬間が記録されている。人民網が伝えた。
蒋玉濤さんは引き続き部隊に勤めることができたはずだが、家庭の事情で部隊を離れることになった。2012年初めから蒋さんは警察犬「黒豹」の飼育とトレーニングを担当。彼らは2年来、友人のように訓練や任務に携わり、一緒に入浴するなど親密な時間を過ごした。蒋さんによると、「黒豹」は兄弟のようなもので、話はできないが心は通じているという。
蒋さんは警察犬班で今年唯一退役を選んだ軍人だ。退役する軍人は引継ぎを完了する必要があるため、退役前に事前に警察犬班を離れる必要がある。蒋さんは退役について「退役を決めた時に一番心残りだったのが『黒豹』のことだ。私が故郷に戻った後、部隊ではより優れたメンバーが『黒豹』の世話にあたってくれる。聞き分けよくしてくれることを願う」と語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年11月18日
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