インテル シャープに出資か
赤字の泥沼の中であえぐシャープは、米国企業との資本提携を検討中だ。日本メディアの14日の報道によると、インテルのシャープに対する300-400億円規模の出資が、最終調整段階に入っている。シャープはまた同時に、クアルコムからの出資受け入れについて協議を進めている。新京報が伝えた。
同提携が成立すれば、シャープはインテルおよびクアルコムの携帯電話ユーザーのサプライチェーンに進出する可能性がある。またシャープはインテルの半導体販売網を拡大することが可能だ。インテルのチップを搭載したパソコンが、シャープの新型液晶パネルを使用する機会が増加する可能性もある。
シャープは2年連続で巨額の赤字を計上しており、株価は今年すでに80%下落している。同社の今年の赤字は過去最高額の56億2000万ドル(約4500億円)に達する見通しだ。シャープはこれまで、日本の主力取引銀行から3000億円の融資を取り付けていた。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月15日
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