ネットショッピングは消費に火をつけるか? (3)
第一に、07年以降、中国は家電製品を農村で普及させる政策(家電下郷政策)を実施している。財政予算から販売価格の13%が補助金として支給され、農民は70-80%引きで家電を買っている。この13%の割引分が消費を促進し、内需を拡大する上で非常にはっきりとした効果を上げた。今年9月末現在、この政策を受けた家電の販売台数は2億7500万台に達し、農村では1世帯あたり1台以上を購入したことになる。
第二に、現在、中国の物流コストが国内総生産(GDP)に占める割合は18%だが、欧米の先進国ではわずか9%前後だ。中国の物流コストが先進国並みの水準まで下がれば、11年だけで4兆2千億元という巨大な物流コストを削減することができる。この削減分がすべて商品価格に反映されれば、全ての商品が9%値下げされ、消費を大幅に牽引することは間違いないとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年12月3日
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