(5)スマート自動車が目立った役割を果たすようになった。アウディ、フォード、トヨタなどの8大自動車メーカーの「連合軍」が今回のショーに進出し、100社を超えるメーカーがスマート自動車関連の製品やサービスを展示した。より質の高い情報システムやカーエンターテインメントなどが展示された。
(6)センサー応用の歩みが加速した。一連の企業が展示したハートレートモニター(心拍計)やランニングマシンには、人感センサー技術が大幅に応用されており、目の動きでマウスを操作するコンピューターディスプレーといったまったく新しいイノベーション成果を発表する企業もあった。
中国企業も今回のショーで目立った活躍をした。聯想(レノボ)が発表した「40Y」シリーズの新製品は、人とマシンとが相互に連動するこれまでにない製品として話題をさらった。華為は世界最大のディスプレーをもつスマートフォンをうち出し、中興通訊は最も薄い4コア搭載スマートフォン「Grand S」をうち出した。海爾(ハイアール)、長虹、海信、TCLなどの有名メーカーの展示も目を引いた。だが中国企業と世界のトップ企業との間には、技術イノベーションや展示モデルをめぐって開きがあることも明らかになった。
ある予測によると、新興市場の急成長がプラス材料となって、今年の世界の家電製品の売上高は前年比約4%増加の1兆1千億ドルに達するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月14日
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