海洋石油がカナダ企業買収　過去最大の151億ドル

　中国海洋石油有限公司（CNOOC）は26日、カナダのエネルギー企業ニクソン社の買収取引を完了したことを明らかにした。ニクソンの普通株と優先株を総額約151億ドルで買収し、中国企業が行った海外での合併買収（M&A）としては過去最大規模のものになった。ニクソンが抱える約43億ドルの債務は引き続き維持されるという。「人民日報」海外版が伝えた。

　ニクソンはカナダ西部、英国の北海エリア、メキシコ湾、ナイジェリアの海上といった世界で最も中心的なエネルギー生産エリアに資産を有しており、これらの資産には通常の石油・天然ガスはもとより、オイルサンド、シェールガスなどの資源が埋蔵されている。今回のM&Aは同公司の既存の資産をよりよく補うと同時に、同公司のグローバル化の布陣をより強化することになるとみられる。（編集KS）

　「人民網日本語版」2013年2月27日

大気拷問の咳き込む経済成長パターン	米学者、中国経済は「日本式の不況」に陥ることはない	日本の空気清浄機　エアコンより高価でも大人気
日本で公費を使った大宴会が少ないのはなぜ？	日本企業　中日関係悪化で深刻な影響	日本家電の衰退は、中国家電の台頭を意味するわけではない
中国、マネーサプライ急増が意味するものとは？	「中国は世界最大の紙幣印刷機」との見方に専門家が反論	日本、ミャンマーと関係強化へ　東南アジアシフトの予兆か