ヨット不動産業が将来注目の投資先に
中国ヨット市場の規模は昨年約17億5000万元に達した。ヨット関連サービスも大きな発展の潜在力を備える。最大の投資価値を持つ投資先はヨットハーバーだ。4月12日発表の「中国ヨット報告」は「ヨット不動産業」が将来注目の投資先となる可能性を指摘した。中国新聞網が伝えた。
財富品質研究院の発表した同報告は「ヨット産業は不動産業と良い連動関係にあることから、いくつかの地方はヨット不動産業に引きつけられている。現在、上海市、山東省、福建省、遼寧省、浙江省、広東省など東部沿海省(直轄市)がヨット産業関連の計画を次々に策定している。広大な水域が開放され、それに伴い関連施設も徐々に増える見込みだ。産業の環境条件は徐々に最適化されており、地元ヨット産業の発展が大きく促された」と指摘した。
報告は各都市のヨット産業の発展について現状だけでなく、現有の資源や潜在力もある程度示す中国ヨット都市発展指数も発表。上位3都市は上海市、三亜市、青島市で、廈門(アモイ)市や天津市も大きな潜在力を備えるとした。
報告は「中国は港は多いが、中国ヨット産業の大きな障害は依然ヨットハーバーだ。ヨット不動産は将来さらに投資価値のある投資先となるかもしれない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月14日