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上半期の消費は前低後高 ネット消費が急速な伸び

 商務部(商務省)の沈丹陽報道官は17日の定例記者会見で、今年上半期の消費や対外貿易などの経済活動について報告した。「人民日報」が伝えた。

 沈報道官は次のように述べた。

 国家統計局がまとめたデータによると、上半期の社会消費財小売総額は11兆764億元で、名目成長率は12.7%、物価上昇要因を考慮した実質成長率は11.4%だった。

 社会消費財小売総額の実質成長率は前年同期を0.2%上回り、急速に増加したといえる。年初以来、消費市場は緩やかに落ち着き、小幅な回復傾向をみせ、上半期の社会消費財小売総額の前年同期比増加率は全体として「前低後高」で、第2四半期(4-6月)は第1四半期(1-3月)よりも好調だった。

 ▽農村消費の伸びが都市部を上回る

 上半期には都市部の消費が前年同期比12.5%増加し、前年同期の増加率1.8%下回った。農村は同14.3%増加し、前年同期を0.2%下回ったものの、都市部を1.8%上回った。

 ▽ネット消費の伸びが実体店舗を上回る

 関連機関の予測によると、上半期のインターネット小売総額は8798億元に上り、同79.8%増加した。うち第2四半期は4612億元で同84.3%増加した。商務部がモニタリングする重点小売企業3千社のうち、デパートの売上高は同10.6%、専門店は同6.8%、スーパーマーケットは同8.1%、それぞれ増加したが、いずれも社会消費財小売総額全体の伸びには及ばなかった。

 発展の動きから考えて、下半期には国内消費の伸びを制約する一連の要因が現れる。たとえば個人所得の伸びが鈍化する、家電製品の農村での普及政策「家電下郷」などの政策が打ち切られる、消費構造の調整が行われることなどにより、即時消費や消費への信頼感に影響が出る可能性がある。

 プラスの要因もたくさんある。上半期のマクロ経済活動は基本的に安定し、消費への期待感が改善された。最近、国は情報消費を拡大し、バラック地域の改良を進めるなど経済成長にプラスになる一連の政策措置を相次いで打ち出し、消費の安定的な伸びにとってより着実な土台を提供した。

 商務部は現在、関連部門と共同で消費をさらに促進するための新たな成長源の研究を進めている。これには情報消費を促進する具体的な措置の制定が含まれる。情報消費は数兆元規模の関連消費を生み出すものと期待され、重要な消費の成長源だといえる。

 全体として、通年では消費市場は前低後高で安定した伸びを示し、下半期も消費の伸びは回復傾向を維持するとみられる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年7月18日

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