企業11社とビッグデータ応用を推進 国家統計局
【中日対訳】 国家統計局はこのほど、百度や阿里巴巴(アリババ)など11社と戦略的協力合意を締結した。ビッグデータの時代の発展に合わせ、統計作業におけるビッグデータの応用を推進することが狙いだ。この11社は「国家統計局ビッグデータ協力プラットフォーム企業」の第一弾企業であり、同局とともにビッグデータを応用した統計基準の制定を研究・模索し、各社のデータを利用した政府統計データの改善・補足に向けた内容、形式、実施プロセスをともに研究・確立することになる。具体的にはデータの収集、処理、分析、開拓、発表などを行う。人民日報が伝えた。
ビッグデータの中では非構造化データが圧倒的な部分を占めており、電子商取引(eコマース)企業の商品取引記録といった新しいデータは主に企業がデータ源だ。よって政府統計部門とビッグデータ関連企業との戦略的協力を推進し、ビッグデータを共同で開発・利用することが、ビッグデータの価値を高めて社会によりよく奉仕させる上での必然的な選択肢となる。政府の統計作業におけるビッグデータの応用を推進することで、政府統計部門の統計能力が向上し、統計データの質が向上し、統計に対する社会の信頼感が向上することになる。また国の経済建設と社会の発展の中でビッグデータがより大きな役割を果たすことにつながっていく。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月20日