好調な中国スマホ産業 華為がLG抜き世界3位に
韓国メディアが18日に伝えたところによると、中国のスマートフォン(多機能携帯電話)製造業が爆発的な発展を遂げ、中国国内の市場を固めただけでなく、海外での市場シェアも上昇を続けており、世界のライバル達は次々と売上高の減少に見舞われている。環球網が伝えた。
市場調査会社ストラテジー・アナリティクスがこのほど行った第3四半期(7-9月)調査によると、スマートフォンの販売台数で米国のアップルは8840万台、韓国のサムスンは3380万台に達して、世界1位と2位を占めた。だが中国のメーカーも負けていない。華為は1270万台、聯想(レノボ)は1220万台で、世界3位と4位だった。韓国のLGは過去3四半期にわたって3位だったが、同期は5位に転落した。
このほかの中国携帯ブランドも好調で、中興と酷派も世界の十大携帯メーカーの仲間入りをした。7-9月の華為、聯想、中興、酷派に小米科技を加えた5社のスマートフォン販売台数は世界全体の18.9%を占め、中国のスマートフォン産業が大きく発展しつつある様子をうかがわせた。
ある市場ウォッチャーによると、中国政府は今後、携帯電話メーカーを全力で支援する見込みで、技術研究・開発部門に資金面での支援を提供したり、政策を利用し国内企業の国際市場への進出を誘導したりすることが予想されるという。
LG経済研究所の首席研究員によると、中国のスマートフォンメーカーが世界の舞台で素晴らしい業績を上げている主な原因は、産業とモバイルサービスプロバイダーとの緊密な連携にある。また中国政府の政策もスマートフォン生産に力強い後ろ盾を提供しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月21日