2013年12月25日  
 

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海南 オフショア免税政策後の売上高63億元

 2013年12月25日15:00
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 海南省の海口税関がまとめた統計データによると、オフショア免税政策が実施されてから今年11月までに、三亜市と海口市にある免税店2店舗には累計のべ251万人が訪れ、免税品896万点を購入し、売上高は63億元、「行郵税」(入国する旅行者の荷物や個人の郵便物に対する輸入関税)の納税額は1億3700万元に上った。「国際金融報」が伝えた。

 オフショア免税政策は、海南島を国際観光島に発展させるために国がうち出した政策の中で影響力が大きいものの一つだ。オフショア免税、出発時の税還付、26カ国の旅行者に対する査証(ビザ)の免除といった政策に後押しされて、近年の海南観光産業は急速な伸びが続いている。2012年の省全体の観光収入は約380億元で、09年に比べて約80%増加した。今年は436億元に上り、前年比15%増加する見込みだ。

 オフショア免税政策が実施されると、海南旅行でのショッピングに対する観光客の印象が「低品質、ローエンド」から「ファッショナブル、お値打ち」へと変わり、観光消費を全体として牽引することになった。12年の同省の社会消費財小売総額は852億元で09年比58%増加した。これまでの海南観光は「陽光、砂浜、海」(sunshine、sand、sea)の3Sモデルが中心だったが、オフショア免税政策でこれに「買い物」(shopping)が加わり、4Sモデルへと転換した。ここ2年間の国慶節(建国記念日、10月1日)と春節(旧正月)の大型連休には、三亜市内の免税店の一日当たり受け入れ観光客数はのべ1万人を超え、免税店が1万人規模の新たな人気スポットになり、免税品も海南旅行のおしゃれなおみやげの定番になった。

 海口税関はオフショア免税政策実施の監督管理部門であり、情報システムの最適化・バージョンアップを通じて、「海南島に来たら、2つの都市(三亜市と海口市)で買い物をする」と、免税の枠を自分の気に入った2つの都市の免税店で使えるという観光客のニーズに対応するとともに、三亜市内の免税店の「店舗で購入し、空港で受け取る」というモデル、海口美蘭空港の免税店の「購入したらすぐに持ち帰れる」というモデルがいずれもスムースに行われるよう保障するとしている。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年12月25日

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