2013年12月25日  
 

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アジア初のポラカントゥス類、「金城トウ河竜」が発見

 2013年12月25日14:56
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 中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の研究員である尤海魯氏の率いるチームは、蘭州―民和盆地の白亜紀前期の河口群から、ポラカントゥス亜科の新種「金城トウ河竜(Taohelong jinchengensis)」(トウ=さんずいに兆)を発見した。関連論文はこのほど出版された「古脊椎動物学報」に掲載された。ポラカントゥス類はこれまで北米と欧州でしか発見されておらず、アジアでの発見はこれが初めてで、ポラカントゥス類の進化と分布の研究にとって重要な意義がある。科技日報が伝えた。

 この化石は、蘭州―民和盆地東部の臨トウ県と永靖県の県境に位置する、白亜紀前期の河口群の中部にある湖の地層から発見された。発券された化石には、右側の突出部が欠けた前中部尾椎、三本の不完全な背部肋骨、ほぼ完全な左腸骨、一枚の三角形の尾板、複数の骨の欠片、判別不可能な化石の欠片が含まれる。「金城トウ河竜」は穴のない寛骨臼窩、非対称の三角形の尾板などを持つため、ポラカントゥス亜科とされる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年12月25日

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