読み終わっていない本を持ちながら居眠りする読者。 |
メーデー連休の夜、北京初の24時間書店である三聯韜奮書店では、利用者数が平日夜の2倍になり、深夜に書店を訪れるのが新たな連休の娯楽となっている。北京日報が伝えた。
夜の利用者は若者が最も多いが、普段はめったに見ない親子連れや中年夫婦、単身の高齢者や一時的に失業中の人などもいる。夜の書店利用はすでに読書自身の範疇を越え、社会生活の一部となっている。
2日深夜0時ごろ、三聯韜奮書店はまだ賑やかで、大きな声で電話で話す人や、互いにおしゃべりするお客の声があちこちで聞かれた。写真を撮って微博(ウェイボー)や微信(WeChat)に掲載する人の様子は、まるでパフォーマンスアートのようで、驚くほど似ている。深夜2―3時になると利用者は200人以上から徐々に約120人に減少し、書店は静けさを取り戻した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月5日