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北日本で暴風雪の恐れ JR・航空、運休相次ぐ

積もった雪で札幌市内は至る所で渋滞が起きていた

 北日本で冬型の気圧配置が強まり、26日は朝から各地で交通機関が乱れた。

 気象庁によると、北海道の上空に強い寒気が入りこんでいるため、北日本では26日夕方にかけて暴風雪や大しけになる恐れがある。荒天は28日ごろまで続く見込みで、大雪や雪崩にも注意を呼びかけている。

 青森市の酸ケ湯(すかゆ)では積雪が249センチに達した。北海道斜里町宇登呂では12月として過去最高の83センチを記録。26日午前1時9分、留萌市大町で最大瞬間風速30.9メートルを記録した。

 航空各社によると、秋田、青森、庄内、富山空港などを発着する便が欠航。高速道路も、北海道や青森、秋田、宮城、福島各県で一部の区間が通行止めになった。宮城県ではスリップ事故も相次いだ。

 JR北海道によると、午後0時半現在、留萌線全線などで、特急36本を含む146本の運休(部分運休含む)が決まった。山形新幹線でも運休が出たほか、秋田新幹線では雪で線路のポイントが切り替わらなくなる不具合で遅れが出た。

 asahi.com 2012年12月26日

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