新成人よ荒波に向かえ　8大学が寒中水泳　福岡の海岸

歓声を上げながら海に入る学生たち＝５日午前１１時２０分、福岡県福津市の津屋崎海水浴場、岩下毅撮影

　福岡県福津市の津屋崎海水浴場で5日午前、大学生の寒中水泳大会が開かれた。最低気温が零下の今冬一番の寒さのなか66人が海に入り、新成人を胴上げして祝った。

　年頭に心身を鍛錬するとともに、新成人を祝う伝統行事。九州大、福岡教育大、久留米大、佐賀大など8大学の水泳部員が参加。男子は赤ふんどし、女子15人は水着姿などで泳いだ。

　福岡管区気象台によると、この日の最低気温は零下2.5度。始まったころは気温5度、水温7度。学生たちは太鼓の合図とともに、「ワー！」「キャー！」と大きなかけ声を発して海に入り、33人の新成人を胴上げして海に落とした。約20分後に上がると、地元観光協会などが用意した豚汁で温まった。

　asahi.com　2013年1月6日

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