乗車券の実名購入制　紛失時のキャンセル方法に問題

　実名制で購入した列車の乗車券を紛失した場合、規定によると直接キャンセルすることはできない。紛失によるキャンセル方法の規定では、利用客が実名制で乗車券を購入した後で紛失した場合、当該乗車券の改札終了時間の20分前までに駅の販売窓口で紛失手続きを行う必要があり、購入時に使用した身分証、元の乗車券の乗車日時、購入駅などを提供しなければならない。利用客が元の乗車券の便、座席、価格で再び新しいチケットを購入することで初めて元の乗車券がキャンセル扱いとなる。また利用者は新たに発行されたチケットで改札を受ける際に、担当者にその旨を伝えなければならない。到着駅に着く前に乗務員が座席が正常に使用されていることを確認の上、記録を利用客に手渡し、到着駅でのキャンセル手続きのための証明書とする。利用客は到着駅に到着後24時間以内に記録と新たに購入した乗車券、購入時に使用した身分証を持参してキャンセル窓口で新たに購入した乗車券のキャンセル手続きを行わなければならない。こうした一連のプロセスが論議をよんでいる。（編集YH）

　「人民網日本語版」2013年2月5日

乗車券の実名購入制 紛失時のキャンセル方法に問題

乗車券の実名購入制　紛失時のキャンセル方法に問題