知的財産権フォーラムが開催、特許使用などの問題を議論
【中日対訳】 中国工業・情報化部(工業・情報化省)知的財産権センターが主催する「第2回知的財産権・標準発展フォーラム」が13日に北京で開催され、国内外の200人弱の専門家・企業関係者らが出席した。人民日報が伝えた。
同フォーラムはFRAND(Fair,Reasonable and Non-Discriminatory、公平、合理的、かつ非差別的)原則の適用、禁令・救済措置、特許使用モデルなどのホットな話題を主軸とし、権利のバランス化・政策モデル・政策改革などのマクロ問題、HDMIライセンスバンドル、SDO知的財産権などの具体的な問題を巡り、議論と交流を深めた。
標準・特許保護政策は近年、企業の標準研究を奨励しており、1万件規模の標準が提案され、技術の発展が促された。ワイヤレス通信業界において、ブロードバンドの通信速度は10年弱で100倍に上昇し、数十億ドル規模のモバイルネットワーク市場を形成し、現代人の生活を変えた。同フォーラムは政府の関連部門・産業界・法律界・学術界のため、意思疎通と交流の場を設けることを目的としている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月14日