蘇寧雲商、シリコンバレーに研究院を設立
中国家電量販最大手・蘇寧雲商集団股フェン有限公司(蘇寧電器)の米国研究開発センター・シリコンバレー研究院の除幕式が、米カリフォルニア州シリコンバレーで現地時間19日に実施された。同社が海外で研究院を設立するのはこれが初めてとなる。同研究院は今後、すでに運営を開始している蘇寧北京・南京研究開発センターと共に、同社のインターネットへのモデルチェンジとクラウドコマースを共同推進する。人民日報が伝えた。
同研究院は米カリフォルニア州のパロアルトに設立された。同研究院の初期投資額は500万ドルに達し、研究開発チームは3年内に200人規模に拡大される。スマート検索と正確なマーケティング、ビッグデータ、高性能計算、ネット金融などを重点研究対象とする。同研究院の責任者の王静璽氏は、「これらの研究成果の最終目標は、蘇寧のオンライン・オフライン融合の優勢の拡大により、消費者にいつでもどこでも需要に応じて変化するスマートショッピングを提供し、世界の小売業の新モデルを創造することだ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月21日