中国のレンガ製造 5000年前より開始
中国科学院地球環境研究所がこのほど発表した研究結果によると、中国のレンガ製造の歴史は5000年前まで遡ることが可能で、中国のレンガ製造の確かな歴史が証明された。同研究の関連成果はこのほど、世界的な学術誌「Archaeometry」(考古計測学)のウェブサイトに掲載された。人民日報が伝えた。
陝西省考古研究所は陝西省藍田県の仰韶文化の考古遺跡から、厳密な意味での焼きレンガを発見した。科学研究者は遺跡内の炭くず、骨格、鹿角などの材料に対して、放射性炭素年代測定を実施した。その結果、中国のレンガ製造の歴史が少なくとも5000−5300年前に遡ることが明らかになった。中国科学院地球環境研究所の于世永研究員は、「今回発見された焼きレンガは、東アジアで現在までに発見されている、最も古い焼きレンガだ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月18日