16人の院士(中国科学院および中国工程院の会員)が発起人となり、10数社の企業と10数校の大学が自主開発する「次世代国家交通規制網」の建設が現在、急ピッチで進められている。プロジェクト全体の市場規模は数兆元に達し、5年内に成果が見られる予定だ。人民日報が伝えた。
同技術システムの研究開発は、北京・上海・広州などの大都市の交通渋滞、排気ガスによる汚染などの問題解決を目的としている。
専門家の設計によると、同システムでは、自動車の電子身分システム、認証システム、道路モニタリングシステム、衛星測位サービスを一つのプラットフォームに集めることになる。運転手は出発前に、選んだルートの交通渋滞規制に関する情報を取得し、そこに向かうかを決めることができる。規制網はプラットフォームのデータに基づき正確に判断し、外出先に応じてリアルタイムで調整を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月25日