阿里巴巴「モバイル淘宝ライフウィーク」を開催へ

　阿里巴巴（アリババ）はさきにタクシー配車サービス「快的打車」で大盤振る舞いの補助金戦略を実施したのに続き、今度は「土豪」（金遣いが荒く品のない金持ち）式の普及戦略をうち出した。ショッピングサイト「淘宝網」のモバイル版・手機淘宝（モバイル淘宝）が3月8月の国際女性デーに、「全国民に食べたり飲んだり楽しんだりしてもらう」ことを狙いとしたイベント「手機淘宝3.8生活節」（モバイル淘宝3.8ライフウィーク）を行うという。新京報が伝えた。

　このイベントでは3.8元の映画、食事、カラオケなどが提供さることになっており、小売百貨店、カラオケ店、映画館チェーン、レストラン、淘宝系の店舗などの各種資源が参加する予定だ。手機淘宝はイベントへの投入金額を明らかにしていない。

　阿里巴巴は手機淘宝がこれまで単なるショッピングサイトだとみられている状況を変えてこれを消費生活の入口とし、O2O（オフラインのビジネスチャンスとオンラインが結びついたビジネスモデル）のオープンプラットフォームにしたい考えだ。（編集KS）

　「人民網日本語版」2014年2月28日