中国教育部(教育省)、中国国家語言文字工作委員会は本日開かれた記者会見で、「2013年中国言語生活状況報告書」を発表した。「中央八項規定」(国家公務員の勤勉倹約の励行等の規定)、「中国大媽」(中国のおばさん)などが、2013年10大新語に選ばれた。人民網が伝えた。
中国国家語言資源観測・研究センターは125万のテキスト、12億字の言語材料から364の新語を選出した。ホットなキーワードが言語生活に進出し、2013年の豊富な彩りを記録した。「中央八項規定」、「トラとハエを共に叩く」(大きな汚職と小さな汚職を共に取り締まる)、「自由貿易試験区」などの新語が、2013年の社会生活における重大事件、メディア・一般人の注目点を反映した。流行語、ネット流行語が、2013年の言語使用の鮮明な特徴を示した。
「Dama(大媽)」などの海外に進出した言葉は、中国と海外の文化交流の歴史を側面から反映した。
2013年の10大新語は次の通り。
(1)中央八項規定(2)PRISM事件(3)H7N9型鳥インフルエンザ(4)土豪(金遣いが荒く品のない金持ち)(5)自由貿易試験区(6)単独二胎(夫婦の どちらかが一人っ子である場合、子供を二人産むことができる政策)(7)中国大媽(8)光盤行動(質素倹約を励行するため、レストランで食べ物を残さない、残した場合も持ち帰る運動)(0)女漢子(男まさりの女)(10)十面霾伏(煙霧が中国全土を覆う。チャン・イーモウ監督によって映画化された「十面埋伏」にかけている)。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月30日