広東省政府が21日に行った記者会見によると、「広東省工商登記事前審査項目リスト」と「広東省工商登記の事前から事後へ改められた審査項目リスト」がこのほど正式にうち出された。これにより、同省の工商登記では「先に登録を済ませ、後から関連手続きを完了させる」という改革措置が実施されることになった。この改革により、同省ではこれまでの事前審査項目121件のうち、13件のみが保留され、残りの108件は事後審査項目に改められて、工商登記の事前審査項目が9割減少した。
両リストでは13件の事前審査項目が明確に保留されている。それらは主に、外資の参入、公共の航空輸送、医療、銀行、保険、証券、先物取引といった分野・産業に関する項目だ。同省工商局の鄭勇明副局長の説明によると、13件を保留したのは、こうした分野や産業では監督管理を慎重に行う必要があるからだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月22日